落下地点

   京都府船井郡京丹波町曽根
    E 135°24′47.8″
    N  35°09′32.5″
 曽根隕石は、1866年6月7日(旧暦慶応2年4月24日)に落下した石質隕石です。日本では、3番目に大きな隕石です。
 
  重さ 17.1kg
  かんらん石  輝石  斜長石

  鉄とニッケルの合金 硫化鉄などの鉱物を含んでいます。現在は、東京科学博物館日本館隕石室に展示され一般に公開されています。 (参考文献 天文年鑑 
    誠文堂新光社)
                    丹波国隕石之事
慶応二年四月二十四日天候快晴巳半刻頃より暖気俄に過度陰雲四方に飛走すること
宛も白雨を催すがごとし。されども雨は大滴少し零るのみなり。正午過ぐる頃天に大炮を発するが如き二音あり。これに続いて吹縲の如く雷の四方に轟くが如き其中に礫を弾きて気を凌ぐににたる音して何物か落ちたるように覚ゆ。さる程に轟音も止み午の半刻迄に天も晴れり。人の子出て見渡すに船井郡曽根村の土橋の南なる麦作れる畑より土煙の如きもの立ち登れり。行って見しに其辺塩硝の香気甚しく畦なる木とも焼折たるのあり。畑の土乾きて方三尺ばかりは白き灰の如く其中に土はたけて打窪める処あり。(俗云すり鉢なり)其処を掘らば弐尺五寸ばかりにして石灰の如きものあり。猶穿ちて此石を得たり。其形風折鳥帽子の如く本周二尺中にては一尺許長九寸許にして末尖れるが如し。重きこと四貫五百六十匁末の半ばは煙硝気ありて黒塗たるが如く本の半は鉱山より出るところの鉱石に似たり。其日村人庄屋勘右衛門の門に持帰り翌日地頭川勝中務より人来たり改めて今其代官の宅に在りし候也。玉の井村より乾に当たりて相距る事三里半程なるに大炮の如き音聞きて地響きせりとぞ。院内村よりは巽に距ること五町に過ざれば其轟音甚しき事云うばかりにあらずと申しき。
         慶応二年六月三日
           丹波の国船井郡玉ノの井村   山本伊豆正
                   同郡院内村     藤田  信濃   藤原  元良  
 

                     
曽根隕石のその後
 
曽根隕石の落下の様子は、落下一か月後に隣村の玉の井村(現 南丹市玉の井)
院内村(現 京丹波町院内)kら陰陽道の土御門家に提出されました。その後、明治末期のシカゴ博覧会に出品されたことがあります。落下当時八木町神吉(現 南丹市八木町神吉)で代官を勤めていた高木家で120年あまりにわたり大切に保管され、1977年(昭和52年)より国立科学博物館の隕石展示室に展示され一般に公開されています。    1992年9月28日からは所有者の高木ヒロ氏から京都府に寄贈され現在に至っています。

   参考文献・書籍
      藤田克己 著            「ふるさと紀行」          平成23年
      丹波町文化財保護委員会編  「丹波ふるさと探訪」       平成17年
      大谷光男 松学舎大学教授   「歴史読本・超古代史の謎」  昭和52年









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 記念碑
 「宇宙からの贈り物」記念碑文
 京都府船井郡京丹波町にl落ちた「曽根隕石」について次のように刻まれています。

 宇宙から丹波町へ、西暦1866年6月7日(慶応2年)に贈り物がありました。それが丹bz朝の曽根に落ちた「曽根隕石」です。
 曽根隕石は、重さ 17.1Kg 縦 約16cm 
         横 約29cm  高さ 約18cm
日本で保有する球粒(石質)隕石としては3番目の大きさで科学的に貴重な隕石とされています。
 落下当時の様子は
 「正午過ぎ頃天に大砲を発するがごときに音あり、これに続いて吹螺のごとく雷の四方に轟くが如きその中に礫を弾きて気を凌ぐに似たる音して何物か落ちたるように覚ゆ」
と、陰陽道の土御門家文書に記録が残っています 現物の曽根隕石は、現在、東京の国立博物館に保管されています。(記念碑碑文全文)
 
 右は、曽根隕石落下の様子を伝える古文書全文











    
私の

曽根隕石(  (記念碑にあるレプリカ)
 落下地点は天文年鑑に示されていますが、私の調査では、少しずれがあります。実際の落下地点はトップページに示しておいたので比較してみてください。
 今では、多くの研究者により取り上げられるようになりました。

丹波天文館

写真は曽根の集落

落下地点は写真中央のやや左

曽根隕石レプリカと落下記念碑

        石質隕石
 
1位 気仙隕石(岩手県)
     1850年 135kg
 2位 米納津隕石(新潟県)
     1837年 31.65kg
 3位 曽根隕石(京都府)
     1866年 17.1kg


        
鉄隕石
 
1位 田上隕石(滋賀県)
     1885年 174kg


        
石鉄隕石
 
1位 在所隕石(高知県) 
     1898年 0.33kg

 

日本に落下した主な隕石

国道9号




「曽根隕石落下点近辺地図」は  こちらnewpage13.html へのリンク

京都府立丹波運動公園

曽根隕石実物写真

府道444号